【豪ドルについて考えてみよう~~その7】浦井麻美

2018/05/22
経済を見る時にまずは人口だよ

豪ドルについて考えてみよう~~最終回だよ。
最終回は余談とまとめだよ。



これまで見てきた様に
オーストラリアは豪ドルが高くなることを
嫌がってるんだよね~~。



簡単に言っちゃえば
豪ドル安→輸出増&適度な物価上昇
を望んでるんだよ。



ここだけ見ると、
円安→輸出増&2%のインフレ目標達成、
を望む日本と似てるよね~。



だけど日本の場合こんなに極端な低金利なのに、
円高になっちゃう事を不思議に思った事ないですか?
もちろん円高になるのは様々な要因があるワケで
ただ一つの理由に決めつける事は出来ないんだけど
大きな理由の一つはその
「極端な低金利」にあるんだよ。
ほら2016年1月29日から
マイナス金利を適用とかしてるからね~~。



外国為替市場には色々な参加者がいるんだけど
その中でも大きなプレイヤーの一つは投機家だね。
投資家じゃなくて投機家だよ。



彼らは借入金を使って色々な国や商品に投資をするんだけど
借り入れをする時は金利安い方がいいに決まってるよね。
そこで、こんな取引を行うんだよ。

 

日本円を低金利で借りる→
借りた円を売って米国株や
儲かりそうな投資をする。
この時は円を売るから円安要因ね。



ここまではいいんだけど
例えば何かの理由で投資したアメリカ株が
下がっちゃったりすると
お金の借り先から担保を要求されたりするんだよ。



そうすると、担保が入れられない場合や、
そういう時は多くの場合、損をしてる時だから
借りてた円を返そうとするんだよ。
そうすると、先ほどの取引の逆になるワケだから
一気に円高が進むっていうわけです。
円を買い戻すのね。



このパターンは豪ドルには起きにくい現象なんだよ。
なぜなら高金利通貨だからね。
金利の高い通貨なんて調達しないもんね~~。



極端な低金利が円高を招く構図っていうのは
皮肉な感じもするけどね~~。



ま、豪ドルに限らず
外貨に投資する時のポイントは
①表面金利の高さだけ見ちゃダメよ~~。
②その国の人口が今後どうなるのか?
 人口が増えるのか?減るのか?
③その国の産業は何がメインなのか?
④その国の経済は成長するのか?しないのか?
⑤中央銀行が自国の通貨政策をどう考えているのか?



そして外貨に投資する時は
円高・外貨安!!!



利益が出るのは
円安・外貨高!!!



いいわね~~~!