【豪ドルについて考えてみよう~~その6】浦井麻美

2018/05/17
外貨を売るときは外貨高・円安

今回はもう一つの高金利国のオーストラリアは
どうなのか見てみようね。
オーストラリアはアメリカとは違って
基軸通貨国じゃないよね~~。
だからオーストラリアはみんなに
豪ドル買ってもらいたい!
っていう希望はないんです。



オーストラリアの中央銀行は
「オーストラリア準備銀行」っていいます。
前の総裁はスティーブンス総裁と言う方で、
2006年から2016年まで総裁を務めてたんです。
時期的にはリーマンショックが始まって
世界的に各国が金利引き下げ競争を
行なっていた時期と重なってます。



そのため相対的に高金利であるが故に
豪ドルに資金が集まって
豪ドル高になる事を嫌った
スティーブンス総裁は事あるごとに
豪ドルは高過ぎる、との発言を繰り返してたんです。



日本で言えば、黒田日銀総裁が
円高過ぎると発言している様なもんで、
中央銀行総裁が為替水準に直接
言及するのはかなり珍しい事だったんです。



現在はスティーブンス総裁から
ロウ総裁に変わってるんだけど、
中央銀行の豪ドルレートに対する見方は
今も変わってなくて
その後も豪ドル高を牽制する発言を
繰り返してるんだよ。



簡単に言っちゃうと
豪ドル安になって輸出が増えて
国内物価が適正に上昇して欲しい~~~
って言う事だよね!
 

 

中央銀行はその国の金融政策を司るワケだから
為替レートに対するスタンスはとっても重要になるんです。
短期的な相場変動を避ける手段はないけど
中長期的には自らが望む様な
金融政策を実行するって考えられるんだよ。



現在の日本の低金利(え?ゼロ金利でしょ)に比べたら
豪ドルの金利は今でも十分魅力的だから
豪ドル投資は選択肢の一つになり得るよね~。



でもさー、その背景まで考えると
一目散に豪ドルの商品を買うのは
疑問を感じちゃうし、
得策じゃない気がするよね~~。



次回はこのシリーズの最終回だよ。
為替相場には色んな要因が重なり合って
教科書通りに動かない場面が
たくさんあるんだよ!
その要因の1つを次回は見てみるよ~♬