【高金利の外債投資⑦ 今回は身近な豪ドルと米ドルだよ~~ん】浦井麻美

2017/09/06
新聞

 

これまで6回シリーズで

高金利外債投資の注意点ということで

トルコ・リラ建て外債を見てきたよね~。

 

 

今回はみんなに馴染みがある

豪ドル建てと米ドル建ての

外債を見てみるよ~~~♪

 

 

みずほ銀行債

・  満期5年 豪ドル建 利率 年1.85%~3.35% 申込:1,000豪ドル以上

・  満期5年 米ドル建 利率 年1.35%~2.85% 申込:1,000米ドル以上

・  両方とも、発行価格は100で発行され、満期時に100で償還されます

 

 

外債を購入するに当たっては

まず最初に下の4項目を確認するんだったよね~。

 

 

a. 信用リスク=お金を貸して大丈夫かな

b. 価格変動リスク=途中換金時に元本が目減りしてしまうかも

c. 為替変動リスク=円高に注意

d. 流動性リスク=いつでも売れるんだろうか

 

 

じゃあ一つ一つ確認して行くよ~~

 

 

a. 信用リスク=お金を貸して大丈夫かな??

発行体はみずほ銀行だよ。

言うまでもなく日本人なら

みんな知っている銀行だよね!

格付けもA1(Moody’s) A(S&P)てなってて

比較的高格付けだね!

何よりも身近な銀行!!っていう

安心感があるんじゃないかな?

 

 

b. 価格変動リスク=途中換金時に元本が目減りしてしまうかも

この2つの外債の金利は

まだ正式に決定してないんです。

 

 

豪ドル建は1.85%~3.35%の間

米ドル建は1.35%~2.85%の間の

どこかで決定されるんです。

もちろん高い金利で決定して欲しいよね~。

 

 

さ~~て!ここで注意するのは

途中換金が必要となった場合の

価格変動リスクだよ!

債券という仕組みは

金利上昇局面では価格が下落しちゃうんです。

 

 

現在、日本だけじゃなく先進国は

記録的な低金利政策を続けてるんだけど、

特に米国は徐々に金融政策を

正常化=金利の引き上げを

しようとしてるんです。

 

 

向こう5年間の金利動向を正確に

予想するのは困難だけど、

金利上昇時には

債券価格=売却価格が下落する可能性は

考慮しておく必要が大アリなんだよ。

 

 

ま、最初から満期まで保有するつもりなら

途中の価格変動リスクは回避できるけどね。

でも途中で売却するなら、

金利の上昇は債券価格が下がっちゃうから

要注意だね!

 

 

c. 為替変動リスク=円高に注意

当たり前のことだけど

外国為替の動向って外債投資に

大きな影響を与えるんです。

だからこの場合は

豪ドルと米ドルのレートの動きを

知っておく必要があるよね~~。

 

 

まずは豪ドルを見てみよう♬ 

豪ドル:過去5年間の中では、

現在は大体中間くらいの位置かな。

円高時 1豪ドル=72円程度(2016年6月) 

円安時 1豪ドル=98円程度(2013年4月)

現在  1豪ドル=87円程度(2017年9月)

 

 

次は米ドルね!

米ドル:アベノミクス効果で過去5年間は円安傾向!

これが今後も続くかどうか。

円高時 1米ドル=79円程度(2012年10月) 

円安時 1米ドル=125円程度(2015年6月)

現在  1米ドル=110円程度(2017年9月)

 

 

豪ドルに対しては過去5年間のほぼ中間に位置してるよね。

実はオーストラリア中央銀行総裁は

国内事情から豪ドル安を望む発言を繰り返しているから

思っているほどには豪ドルは上がっていないんです。

 

 

一方、米ドルは2012年後半から始まった

アベノミクス効果と日銀の異次元金融政策の効果で

大幅な米ドル高円安となったんです。

米国が景気拡大と金利上昇局面に入ろうとしている一方で

日本は引き続き、超低金利政策を継続中だから

今後もこの傾向が続くかどうか?っていう事になるね。

 

 

d. 流動性リスク=いつでも売れるんだろうか

発行体はみずほ銀行だから

通常であれば大きな問題はなさそうだよね。

しか~~し、2002年頃に

日本でバブル処理の最終段階を迎えた時には

日本の銀行は世界的に信用を損なってて

そういう極端な状況の時には

みずほ銀行債といえども敬遠される可能性があるんだよね~~。

 

 

次回は外債投資の決め手となりそうな

金融政策と為替相場の動向について考えるよ~~!!

 

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